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50代になってから、ひとりで神社やお寺をめぐるのが楽しみになりました。時刻表とにらめっこして電車の時間を組み立てるところから、もう小さな旅のはじまりです。
今回は、愛知県豊川市の「豊川稲荷」へ一年ぶりの参拝です。名鉄電車に乗って行ってきました。
豊川稲荷ってどんなところ?
「お稲荷さん」というと神社を思い浮かべますが、豊川稲荷の正式名は「豊川閣妙厳寺(みょうごんじ)」。曹洞宗のお寺です。鳥居があるのにお寺という、ちょっと不思議で面白い場所。日本三大稲荷のひとつに数えられることもある、東海地方きってのお稲荷さんです。
アクセス: 名鉄でのんびり電車旅
私は名鉄電車で行きました。名古屋方面からは名古屋本線に乗って国府(こう)駅で豊川線に乗り換え、終点の豊川稲荷駅で下車。駅からは商店街を歩いて5分程です。
乗り換えの待ち時間も含めて、時刻表を見ながら「この電車に乗ればお昼に間に合うな」と計画するのが、ひとり旅のいちばん楽しいところかもしれません。
ご祈祷をお願いしたら、点心(精進料理)まで

今回の目的のひとつが、ご祈祷。ご祈祷は時間ごとに行われていて、私はお昼12:30の回に5,000円でお願いしました(料金は2026年春ごろに改定されたようです。最新の料金は公式サイトでご確認ください)。
ご祈祷のあとにいただいた点心が、写真のお膳です。お豆腐、ひじき、お味噌汁…。静かなお座敷で、ゆっくり味わいました。ご祈祷と点心をあわせて考えると、5,000円はむしろありがたいくらいの内容でした。帰りには、ご祈祷札とお供物(くず湯)を頂きました。
念願だった法堂へ。ご本尊・千手観世音菩薩さま
じつは去年(2025年5月)に来たときは、時間が合わずに入れなかった場所がありました。それが法堂です。今回14時前だったので間に合い、あたらしくなった法堂に、はじめて入ることができました。
お目にかかれたのが、ご本尊の千手観世音菩薩さま。去年果たせなかったぶん、静かに手を合わせながら、じんわりとありがたい気持ちになりました。
堂内は撮影禁止なので、ここに写真はありません。でも、こういう「写真に撮れないもの」こそ、じっさいに足を運んで、自分の目で見てほしいなと思います。
圧巻の「霊狐塚(れいこづか)」
豊川稲荷といえば、無数のきつねの石像がずらりと並ぶ「霊狐塚」。今回おとずれたら、以前と並びが変わっていて、広々とした空間になっていました。たくさんのきつねに見守られているようで、しんと心が落ち着く場所です。
見どころ: 墨絵の「豊川・新鳥獣戯画」

最祥殿で足が止まったのが、墨絵師・西元祐貴さんによる「豊川・新鳥獣戯画」。御開帳の記念企画として描かれたもので、ふすまいっぱいに、きつねやふくろうが墨一色で生き生きと描かれています。迫力があって、しばらく見入ってしまいました。
ちなみに豊川稲荷では、令和8年(2026年)11月に午年開帳が予定されているそうです(境内の立て札より)。
夏は蓮の花もきれいでした

参拝した日は、鉢植えの蓮がちょうど花の時期。大きな葉のあいだから、白とピンクの花がのぞいていました。季節ごとに表情が変わるのも、何度も足を運びたくなる理由です。
まとめ: 50代のひとり参拝にちょうどいい
- 名鉄で行けて、駅から近い(ひとり電車旅の練習にもぴったり)
- ご祈祷(私は5,000円)で点心までいただける
- あたらしい法堂で、ご本尊・千手観世音菩薩さまにお参りできる
- きつねが並ぶ霊狐塚、墨絵の新鳥獣戯画、季節の花もみどころ(6月から7月半ばまで)
- 令和8年11月には午年開帳も
お昼の点心にあわせて、午前中にゆっくり参拝するコースがおすすめです。
大好きな豊川稲荷の穏やかな雰囲気に心も体もリラックスすることができました。
次のおでかけの参考に
こうして「次はどこへお参りに行こうかな」と考えるのも、ひとり参拝の楽しみのひとつ。全国のご利益スポットが載ったこんな本があると、おでかけ先選びがもっと楽しくなりますよ。
※記事トップ(アイキャッチ)の写真は、昨年2025年に参拝したときに撮影したものです。今回の参拝では、この写真は撮っていません。


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