最近の暑い時期、疲れている子どもに良い睡眠を摂ってほしいですね。子育てや仕事をする中で気づいたこと、経験をもとに「照明」「トントン」「抱っこの仕方」など、状況や子どもの様子に応じて調整できるヒントをまとめました。寝かしつけに苦戦するママやパパの助けになれば嬉しいです。
1. 照明はしっかり暗く、眠る体勢のスイッチを

睡眠ホルモン(メラトニン)は光に弱いと言われています。寝る前は部屋を暗くし、補助する場合は赤色やオレンジのナイトライトが安心です 。また、昼寝でもぐっすりと眠れるように下は硬すぎず布団やベットで寝心地よくしていくとよいと思います。
2. キョロキョロして目がさえる子には軽く“傘”パターン
目を開けたままで落ち着かない子には、大人の手を傘のようにして目の上を覆い、さらに暗さを強調。頭やおでこをなでたり、片手で背中・お腹をトントンしたりさするのも効果的です。目の上の手を払いのけたら無理に続けず、体のトントンだけにしてその子に合った場所を探してあげましょう。

3. トントンは場所を工夫、リズムも試してみて
肩や背中はもちろん、トントンをお尻に変えてみたり、赤ちゃんは「トトトト・・・」という速いリズムで小刻みに揺らしてみるのも安眠に効果があると思います。
4. ごそごそ動いて落ち着かない子には手軽な持ちものを

ぬいぐるみや小さく握れる玩具を手渡すと、ふっと動きを止め、安心して落ち着く子もいます。寝るのにとても時間がかかっていた保育園の子もぬいぐるみを持つことで、もぞもぞが嘘のように止まり落ち着いたことがありました。
5. 抱っこから寝かせるコツ:徐々に傾けて横向きに
最初はたて抱きが好きな子も、次第に斜め→横へと体勢を変え、揺れもゆったりとしていくことで自然な寝落ちを促せます。
6. 寝たくないと言う年齢の子には“優しいリズムと声かけ”で
「寝なさい」と急かすのは逆効果。寝たくない気持ちを心に受け止めつつ、静かに脚を心臓の方へ上へとさすったり、足裏や足指の間を軽くマッサージしてもいいかもしれません。

7. 全体を通じた共通の工夫:環境+リズム+感情
- 一定のルーティンを設ける(絵本→トントン→寝かせるなど)
- 穏やかな音、小さい声で子守唄を歌う、(ホワイトノイズなど)や背景音も有効です 。
- 慌てず余裕ある姿勢や声かけで、子どもに“安心感”を伝えるのも大切 。
- 大人自身も半分眠そうな雰囲気を出し、目を閉じる演出も効きます。
まとめ:型にはめず、“その子らしさ”で変えていこう
寝かしつけは「こうすべき」ではなく、「この子にはこれが合うかも」とアプローチを変える、柔軟さが鍵です。少しずつ試しながら、ママ・パパも親子でゆっくりと眠りにつけたら素敵ですね。
「うちの子にはこれが楽だったよ」というエピソードがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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